弊社といたしましては
heisha to itashimashite wa
個人の感情を消して、組織の顔だけ前に出すための前置き。
Unspoken
この表現を使うと、話者は自分の言葉ではなく会社の言葉を届ける人になれる。だから断りも要求も言いやすいし、個人への反発も受けにくい。ただ、そのぶん決定の体温は下がり、誰が考えたのかはぼやける。丁寧さが壁として働くこともある。
責任回避建前運用
こんな感じの意味
個人の判断や感情ではなく、会社としての立場を示す時に使う言い回し。丁寧で公的に聞こえる一方、誰の判断かを見えにくくし、言いにくい内容を組織の声として出しやすくする。
よくある使い方
「弊社といたしましては、その条件では難しいです。」
「弊社といたしましては、現行方針を維持します。」
どこでどう現れるか
謝罪文、条件交渉、断り文句など、個人として言うには角が立つ場面でよく使われる。組織の看板を前に出すことで、感情の摩擦を減らす効果がある。